百年の伝統を未来へ。 地球にやさしい養殖から生まれた“百年はまちが、しこくあーけーどに登場。

2025.10.17

はまちの養殖と一言でいっても、皆さんはどんな光景を思い浮かべるでしょうか。
青い海に浮かぶいくつものいけす、そこで元気に泳ぐ魚たち。あるいはスーパーの鮮魚売り場で整然と並ぶ切り身の姿かもしれません。

しかし、その裏側には、自然との調和を模索しながら、百年先を見据えた持続可能な養殖に挑む人々の姿があります。
今回、私たちはその最前線に立つ養殖会社を訪ね、現場の息づかいを体感してきました。




香川県東かがわ市・引田(ひけた)。ここは、世界で初めてハマチの養殖に成功した「ハマチ養殖発祥の地」。その歴史は、約百年にわたり大切に受け継がれてきました。

度重なる赤潮の危機を乗り越えながら、海の深さを活かした生簀づくり、環境にやさしい餌の開発、健康を維持する育成方法の研究など、挑戦と工夫を重ねてきました。その積み重ねにより、ハマチがストレスなく育つ理想的な環境が整い、豊かで力強い海の恵みを宿した極上のハマチが誕生したのです。

「百年はまち」という名には、先人たちの挑戦と努力への敬意、そして未来へと続く食文化を次世代につなぐ願いが込められています。




百年はまちは、沖合5kmほどの深さのある場所に設置された25m四方、深さ23mの生簀で育ちます。 一般的な生簀は、12m四方、深さ6mなので、約16倍の広さです。 快適な環境でしっかり運動をしてたくさん餌を食べて大きく育つので、適度に脂がのった引き締まった身質に育ちます。

鮮度と健康を保つ独自飼料オリザノール配合飼料で魚も人も元気に育ちます。







百年の技が生んだ、食卓のごちそう


香川県・引田で受け継がれるハマチ養殖の伝統から生まれた「百年はまち」。
その名の通り、百年にわたる挑戦と工夫の積み重ねが極上の味わいを実現しました。ほどよく脂がのり、引き締まった身質は、刺身はもちろん、焼き物や煮物、洋風アレンジまで、幅広い料理でその魅力を発揮します。




料理写真は、割烹「匠」(香川県高松市)料理長・白井浩二氏によるご提供・監修のもと撮影されたものです。

香川県東かがわ市・引田で、四世代にわたりハマチ養殖に挑み続ける服部水産。伝統の根底にあるのは「誰もやらないことをやる」という精神です。

地元の特産品を餌に用いたブランド魚の開発、少量出荷への対応、シェフとの直接取引による品質改良など、常に新しい挑戦を積み重ねてきました。その結晶として誕生したのが、高品質なハマチを極上の状態で届ける「百年はまち」ブランドです。

また、引田の海の未来を見据え、環境にやさしい養殖を推進。2020年3月には香川県で初めて「マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)」認証を取得しました。海・魚・人にやさしい持続可能な水産業を実践し、引田の豊かな海を次世代へとつないでいます。

服部水産は、養殖産業の発展と水産資源の保護・安定供給の両立を目指し、通年で高品質の魚を届けるべく新たな挑戦を続けています。

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